<綱島の理容室紹介>STANDARD(スタンダード)

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綱島駅からパデュ通り方面に5分ほど歩いたところにある理容室『STANDARD』。
外観がオシャレで、一見、理容室に見えないのですが、床屋の目印であるサインポール(赤・青・白のグルグル)がしっかりと回っています。

 

店内は、温かみのあるウッドテイストの中に小物や天井等はクールなイメージがあり、調和の取れたかっこよさを感じます。

 

ディスプレイに『AIR JAM』のポスターを発見しました。「STANDARDというお店の名前は、もしかしてパンク・ロックバンドの『Hi-STANDARD』が由来しているのかな?」という思いを胸に代表の関 邦彦さんにお店についていろいろと伺いました。
「はい。予想通り『Hi-STANDARD』はもちろん大好きです。でも、店名の本当の由来は『床屋のSTANDARDを上げたい、基準を上げたい』という意味でつけました。」とおっしゃっていました。

 

 

◆床屋のSTANDARD=基準を上げたいとは?

 

「世間一般的に、床屋さんといえば、古きよき日本の床屋さんが多いんです。よく言えばオールドスタイルですが、人によっては古臭くダサいイメージを持っている人もいると思うんです。もちろんクラシカルなお店、こだわりのあるお店もたくさんありますが、大半は何もしていないお店が多く、古臭いイメージのまま、ダサいから料金も高めに設定できない…という悪循環なお店も多いんです。

 

そういう床屋に対するマイナスイメージを払拭するために、内装外装にもこだわりを持ったお店を作りました。新しいスタイルも常に取り入れるようにしてて、技術面でも料金面でもお客様にしっかりとご満足をいただく、そんなお店を作りをしています。」と、代表の関さん。

 

 

理容室というと、『白衣を着たガンコ親父の店主』『お客さんもおじさんばかり』というような、少し古臭いイメージを持っていた筆者ですが、STANDARDの店内を一目見てイメージがガラリと変わりました。
お店に入った瞬間から、床屋の印象が変わったのは、まさに基準が一段も二段も上がったという言葉がピッタリ。関さんの強いこだわりが形となって店作りに生かされているからだなと感じました。

 

◆MOVEMBERを応援しています。

みなさんは『MOVEMBER(モメンバー)』というイベントをご存知ですか?オーストラリアのアデレードで1999年に始まったイベントで、ヨーロッパや北米などにも広まり、今では人気のチャリティー・イベントのひとつになっているそうです。
Moustache (Mustache 口ひげの意)の MOとNOVEMBER(11月)を掛け合わせた造語で『11月の間、男性は髭をたくわえ、 男性特有の病気の認知度・健康意識を高めていこう』という趣旨があります。

 

STANDARDでは、この『MOVEMBER』のイベントを応援しているそうです。

 

「MOVEMBERの参加は、僕が所属しているヒゲ倶楽部とカミソリ倶楽部が3年前にオーストラリアから日本初のイベントとして招致したという経緯もあり参加しています。また、ヒゲを通して男性特有の病気を周知できたり、それを助けるためのチャリティー活動ができる事が非常に嬉しく、毎年恒例の行事になっています。」と説明いただきました。

 

女性特有の病気「乳がん」のチャリティイベント『ピンクリボン』はかなり認知度が高いですが、男性特有の病気「前立腺癌・睾丸癌』のチャリティイベント『MOVEMBER』は日本ではまだまだ認知度は高くないですよね。そもそも日本では口ひげをする文化があまりなく、ヒゲに対してマイナスなイメージを持っている人が多いのが現状ということもありますよね。

 

 

◆ひげへのこだわり

男性の方は床屋で顔そりをお願いする方も多いかと思います。STANDARDでも多くのお客様が顔そりをお願いするそうです。

 

「ヒゲに対して悪いイメージを持っている人も多くいらっしゃいますが、それは自分に合うヒゲの形や生やし方を知らないだけなんです。外国人は似合うけど、日本人は似合わない…ではなく、外国人には外国人の生やし方があり、日本人には日本人の生やし方があるんです。」とのこと。

 

誰に聞いたらいいのか分からないヒゲの扱い方を独自の「ヒゲ理論・ヒゲデザイン理論」を用いて一般消費者に分かりやすく説明していき、その活動がヒゲを生やす方の裾野を広げているそうです。ヒゲについて悩みがある方は、STANDARDで相談をしてみるのも悪くないですね。

 

店内にはひげグッズもたくさん置いてありました

◆居心地の良い店

STANDARDでは、お客さんの居心地が少しでも良くなるよう、「やり過ぎないサービス」を心がけているそうです。取材中、接客する姿を拝見しましたが、フレンドリーになりすぎず、でも堅苦し過ぎないようにお客様と向き合っている、バランスの良い理想の接客をしているお店という印象でした。

 

「理容師は、お客様が子供からお年寄りになるまで、その人の人生に何十年も関わっていける可能性のある職業なんです。うれしい時間も楽しい時間も共有できる職業なんて、すごいと思いませんか?」と笑顔で話していた関さんがすごく印象的でした。

 

 

 

【店舗情報】
住所 神奈川県横浜市港北区綱島西2-14-1ニックハイム綱島第一 111
TEL 045-642-4569
駐車場 無し

HP http://standard-sk.com/
Facebook https://www.facebook.com/standard.sk
参考
カミソリ倶楽部 https://www.kamisoriclub.co.jp/
ヒゲ倶楽部 https://www.kamisoriclub.co.jp/higeclub

 

取材協力:STANDARD

ライター:ひまり

編集:編集部

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